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仕事への憧れ

私は仕事の厳しい公正さがとても好きです。ごくたまに、笑顔でお褒めの一言を言ってくれる、そんな仕事の厳しさがとっても好きです。仕事はまた、純粋で正直で、甘い誘惑には決して乗ってくれません。かといって、強引におしかけていったとしても逃げられてしまうから、時間をかけて忍耐強く付き合わなければなりません。できるだけ気長に、できるだけゆっくり、大きな夢を描いて、地道にこつこつ。そうしないで何かを得ようとしても冷たく拒絶されるだけ。様々な人の、様々な失敗の残骸が、それを証明しています。

それなのに時に仕事は優しい一面を見せることがあって、だからこそずっと挑戦し続けたり、ビジネスチャンスを探したり、大きな望みを描いてしまうのかもしれません。そんなふうにちらちらと垣間見せる期待への誘惑が、甘えと厳しい公正さをはっきりと分からせるように私を叱咤激励し続け、決して休ませてくれはしないのだと思います。

私は学生時代にバスケットボールへの夢を失って愕然としていた時期に、ビジネスの夢が突然やってきました。それは前の夢を失ってから1週間ほど後のことで、お休みをさせてもらう期間はたった7日間もないくらいのことだったのです。失恋してしまったのに7日後にもう新しい恋人ができるなんて!と思われるかもしれませんが、当時の私にはとても救われた出来事でした。

そこの会社には学生だけしかいないいわゆる学生ベンチャーでしたが、彼らは皆強烈に自分自身の夢を持ち、日夜、泊まりがけで勉強し、仕事という夢に向かって歩いていました。ヨレヨレで汗やシワが沢山ある一着だけのスーツ。フケがたまった髪の毛、近くによるとわずかに臭い体臭。ブックオフで100円で売られているビジネス本を数冊かってむさぼり読み、わずかな時間で銭湯に行き、会社に泊まることもなぜかかっこ良かった。

そこにある夢と、自立心が私を強烈に惹きつけました。誰も見ていないところで黙々と努力する、ある種の孤独感は一人でバスケットボールの練習していた学生時代の孤独感と共通するものを感じ、常に自分自身との戦いの結果が、実際の現場で反映される公正さに、私は仕事もやはり自分自身との戦いなのだと、澄み渡るような納得感を得たのでした。

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