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ワイン買取をする理由


ワインを個人の方から買い取り、それを再度個人の方に販売するということをメインビジネスとして行っています。仕事をするということは人生という時間のうち最低でも1/3をかけることであり、それを何に捧げるかというと、私はこのワイン買取事業に捧げています。

よくお知り合いになった方から「何をされているんですか?」というご質問をいただき、それにお答えする形で「ワインを個人の方から買い取り・・それを」という流れになると、必ず、「ワインの状態はどのように判断されるのですか」というお話になります。

ここがまさにポイントなのですが、ワインの状態を判断する方法はいろいろあります。ワインの色調、保存場所、保管経路、輸入元、購入場所、コルク、キャップシール、液面、ラベル。保有されていた方のワインに対する思い、などなど。いろいろな要素があるものの、事前におおよそのところまでは判断が付きます。ビンの外からでもとても美味しそうだなというものは分かるものです。ただし、それを証明しろということになると、最終的には開けて飲んでみるまで誰にも分からない、というのが実情です。

数年前に色調の悪いロマネコンティ1984年を他のワインを買い取りした時に無償で頂き、年末の納会で試しに開けてみたところ、やはり飲めるものではありませんでした。そういう経験はしたいとは思いませんが、やはり経験は多い方がいいに越したことはないでしょう。

一方、なかなか出会えないような最高のワインというのは個人の方も多く所有しているものです。

わが子のように愛情を注いで保管されていた方のワイン。素晴らしいものがあります。何十年も同じセラーで保管されていたワイン。普通のワイン業者では到底かなわない状態になっています。素晴らしいの一言です。素晴らしい状態のシャトー・ディケム1941、ラ・ターシュ1961、DRCモンラッシェ1988など、頂いたワインをわたくしどもで経験させていただきました。

こういうワインはきっとこのような仕事をしていなければ出会えない貴重な体験です。それを一般に最近輸入されたワインより高い価格ではなかなか売りづらいというのはひとつのジレンマです。市場がまだ未熟である証拠で、わたくしどもが開拓する余地があるのだと思います。個人所有のワインの中に最上の中の、最上もあるのです。

では、私たちはそれを伝えるために何をしなければいけないか、
それは信用を重ねるしかないと私は思います。

自らが本当に良いと思うものをお客様に提供し、そうでないものはそうはせず、適正に扱う。
価格以上の価値を提供し続け、実際にお客様がワインを開けてみられ価値を見定める。

結果、ああいい買い物ができたなと思われる。

私はそうであることを常に守りたいと思います。そして、
それがいったい何年の間できるのかという勝負になると思っています。
ずっとやり続けたい。

つまるところ、一生涯にわたり信用を重ね続けるのだという信念。それを保ち続けるコスト意識。

これをしっかりとやり遂げようと思う、この気持ちこそがこのビジネスをする理由なのです。


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