13フランス
「ブルゴーニュの神様」と呼ばれる伝説の醸造家がアンリ・ジャイエ氏が引退した際、最後に仕込んだワインとされるのがこのクロ・パラントゥです。
クロ・パラントゥは、特級畑リシュブールの斜面上方に位置する1.01ヘクタール(ha)の小さな一級畑です。
クロ・パラントゥが現在のような名声を得るのは、アンリ・ジャイエが関与するようになった1950年代より後となります。
「クロ・パラントゥ」の名前が初めてラベル上に現れたのは、アンリ・ジャイエがドメーヌ元詰めを始めた1978年ヴィンテージであると考えられています。
1989年ヴィンテージ以降、アンリ・ジャイエの甥のエマニュエル・ルジェはジャイエの持ち分のクロ・パラントゥの一部を折半耕作し、
エマニュエル・ルジェのラベルで出荷を始めます。
公的には1995年ヴィンテージで引退したのですが、2001年までごく少量のワインをアンリ・ジャイエのラベルで造り続けました。
1996年以降のクロ・パラントゥには、ラベルの左上に【Reserve】と表示されています。
市場でもお目にかかることが少なくなってきておりますが、その価格は大変な高額となります。もちろん、高額買取が可能でございます。