13フランス
ノンフィルターの長熟型白ワインでブルゴーニュを代表する生産者として知られる、ドメーヌ・コシュ・デュリは1920年に設立。
1940年にドメーヌに入った2代目が所有地を拡大、3代目になってからも1994年のピュリニー・モンラッシェ、1995年のムルソーなど畑の購入は続けられ、
現在ムルソーの村名リューディーは15区画を数えます。
しかしながら、増えた畑に比して分益耕作の割合は年々減少し、現在は10.5haのうち1.5haのみとなっております。
ワイン元詰はドメーヌ設立時から始まったものの、今でも樽の1/3はネゴシアンに売却しており、常に稀少なワインとなっています。
3代目のジャン・フランソワが当主となって一新したのは機械類のみで、最低18ヶ月の長期熟成を特徴とする初代からのワイン造りを踏襲、
2009年ヴィンテージからは4代目のラファエルに当主代替わりしていますが、その品質は受け継がれ、人気には全く陰りが見えません。
コシュ・デュリのムルソーは、ジュヌヴリエールの真上にあたるナルヴォーを中心としたものとなります。
その希少性、味わいから常に高額買取の対象となっております。