13フランス
コート・ド・ニュイの北の端、マルサネを本拠地とする生産者。
当主シルヴァン・パタイユは、ボーヌとボルドーの二つの醸造学校を卒業後、故郷ブルゴーニュで醸造コンサルタントとして活躍していましたが、
1999年に祖父の畑を譲り受け、自社生産を開始。最初は僅か1haだった畑も今では15haを手作業で耕作し、赤・白・ロゼ多彩なキュヴェを造っています。
自然に忠実であることをモットーとし、醸造は野生酵母のみ、原則的に全房で発酵、過度な抽出を避け、ゆっくりと長めのマセレーション(30日前後)を行うことが特徴です。
2007年より有機栽培を実践し、2008年からは試験的にビオディナミ栽培行っております。
まだ比較的お求めやすい価格傾向ではありますが、樹齢の高い最上のプロットから造られるランセストラルはシルヴァン・パタイユの中ではトップ・キュヴェとなります。ワイン買取市場でも人気の銘柄です。