13フランス
繊細で華やかなシャンボール・ミュジニーらしさを引き出す名手として知られる、ジャック・フレデリック・ミュニエ。
コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエやジョルジュ・ルーミエといったシャンボール・ミュジニーを代表する2大ドメーヌと肩を並べる存在であり、年々入手困難を極める造り手です。
フレデリック・ミュニエ氏のワイン造りへのポリシーは自然に任せ、人間の介入をできる限り避けること。
ブドウの分析値に流されることなく、果皮の色で収穫日を判断するなど、ミュニエ氏はヴィニュロンとしてまさに「匠」の域に達しており、
自分の個性ではなく、畑の特性をそのままワインにするその姿勢は、畑ごとのテロワールを理解する指標としてブルゴーニュ愛好家に愛されています。
市場価格の高騰は目まぐるしく、ミュジニーはヴィンテージよって30万円を超える買取価格となります。