13フランス
1855年の格付けで2級となり、その後の評価はあまり高くありませんでした。
特に、80年代~90年代は専門家の間でも評価は低く、2級でありながら低価格を実現していることが唯一のセールス・ポイントとさえいわれた不遇の時代でした。
しかし、1995年、ジャン・ルイ・カンプをエノロジストとして迎え、1998年、ローザン・ガシーは突如として息を吹き返します。
マルゴーでありながら、タニックで重厚な味わいを前面に押し出し、新たなスタイルを確立していったのです。格付けシャトーの中でも熟成が早いのも特徴です。
ワイン買取市場においてこの格付シャトーは一貫した堅実な価格をつけています。